魔女の占いは神様や女神様からのお応え(メッセージ)だということについては「魔女の占い」でお話ししました。では、魔女の言う神様や女神様というのはどういう方々なのでしょう。
魔女のいう神様や女神様は全ての神々の中で最も古い神々だと言われています。どのくらい古いかははっきりとわかっていませんが、BC.36,000くらいまでは記録をさかのぼることができるようです。
魔女に伝えられている話によれば、人間が神々と共に暮らしていて、神々(以降特に断りがない場合は女神も含みます)の叡智によって導かれていたとされています。そして神々から与えられた知恵を当時の人々は口伝で女性を中心に伝えて行ったと言われています。
こうした神々は歴史の教科書に出てくるBC.3000くらいの遺跡、モヘンジョ・ダロ、ハラッパー、インダス川流域等の旧石器時代の人々が、聖なる洞窟に壁画として残した神々につながっている神々だとされています。こうしてみると随分長い間、人間と神々は共に暮らしていた時代があったのだな、と私は初めてその話を聞いたときに思いました。
さて、古代の神々は中心となる男性神と女神に象徴される神々をとりまく多くの神々の世界として世界中のあらゆる地域で神話として残されています。日本神話もやはり(時代によって主役が変わりはするものの)主となる男性神と女神を中心に多くの神々が様々なドラマを繰り広げています。
魔女にとっての神々も同じように狩猟をつかさどる頭に角を持った男性神と豊穣をつかさどる女神を中心とした多くの神々です。こうした神々が魔女に今でも色々なスペル(確実性の高いおまじないみたいなもの)や占いの答え等を与えてくれているのです。
今回は魔女の考える神々についてでした。
コメント