霊障

霊障とは霊に憑りつかれたり、霊の影響を受けて何か問題が生じたりすることです。

漫画やドラマなどでは霊に憑りつかれたりするとポルターガイストが起こったり、誰にでもわかるような事件が起こったりなどの派手な現象が強調されます。もちろんそういうこともありますが、それは実際には稀です。

一番よくあるのは体調不良などの形で出てくるものです。例えばずっと疲れやすかったり、体がだるいなどの長引く体調不良です。ただの疲労だろう、などと思ってしっかり休みを取って休んでもよくなるのは一時的でしばらくするとまた元に戻ってしまったり、それで気になって病院に行っても「異常なし」と診断されて、一応薬は処方されてもそれでよくもならないなど。他にも妙に耳鳴りがしたり、肌荒れが酷くなったり、足が浮腫んできたり、などの身体の諸症状です。もちろんこれらは病院に行っても首を傾げられるか「一応薬を出しておきましょう」などという感じでよくならないものです。

あとは、誰もいないのに誰かがいる気配がしたり、不自然に金縛りが続いたりなどということが時々(人によってはしばしば)起こることもあります。

その他には(それに加えて、という場合も多いです)、家族が原因不明の病気にかかっている、家庭内のトラブルが絶えない、家系的に短命な人が多いなどという形で表れてくることもあります。

私がかつてかかわったケースでは2階建ての家の階段の上から3段ほどが昼夜問わず常に霧がかかってた、などという例もあります。家の中に常に霧がかかっているところがあって誰でもそれを視認できる、という段階でかなりおかしな状況だということはこれを読んでいる皆さんにもわかると思います。ところが恐ろしいことにその家に住んでいる人は(相談者でさえも!)「ああ、あの霧はいつもかかっていますよ」といかにも普通のことのように私に即答していたのです。このように強い霊障の場合は霊にマインドコントロールのようにされていることも少なくないのです。

どれにしても霊障を起こす霊体は悪霊ですからその影響が強い弱いの違いはあっても徐々に日常生活や人間関係が悪化していきます。

時々、霊も霊障を起こしたくて起こしているわけではないとか、苦しんで仕方なく生きている人に憑りついてとか、霊のこと(気持ち?)を理解することが大切だなどという

「よ迷いごと」や「たちの悪い寝言」

のようなことを言う人もいます。しかし、本当に苦しんで救いを求めていたとしても霊障という形で生きている人に問題を起こしてよいわけではありません。自分が苦しいから、という理由で生きた人間に手を出すということは既にその霊は悪霊化していると断言して間違いありません。そうなった場合、自分で何とかしようとは思わないでください。霊障は知識を持って訓練を積んだプロでなければ祓うつもりでかえって悪化させてしまうことがほとんどです。

当研究所のご相談は無料です。霊障かな、と思ったらぜひご相談ください。

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